七人の侍・1954年日本2009年02月13日

七人の侍・1954年日本

監督 黒澤明
製作 本木莊二郎
脚本 黒澤明・橋本忍・小国英雄
公開 1954年4月26日
時間: 207 分

【キャスト】
島田勘兵衛(しまだ かんべえ)志村喬
片山五郎兵衛(かたやま ごろべえ)稲葉義男
七郎次(しちろうじ)加東大介
林田平八(はやしだ へいはち)千秋実
久蔵(きゅうぞう)宮口精二
岡本勝四郎(おかもと かつしろう)木村功
菊千代(きくちよ)三船敏郎

【内容】
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時は戦国時代。夜盗化した野武士の横暴に苦しむ農民たちは、侍を雇って村をまもろうとする。かくして集められた7人の男たちの活躍をダイナミックに描いた、巨匠・黒澤明監督の堂々3時間30分に及ぶ、古今東西の映画史上永遠に残る名作中の名作。
合戦シーンのすさまじさとリアルさは言うに及ばず(三船敏郎が「1本の刀では5人も斬れん」とストックの刀を用意するところはゾクゾクした)。7人の個性的面々のキャラクターの見事な描き分けもすばらしい。個人的には、リーダー格の志村喬のおおらかな威厳と、無口な剣の達人・宮口精二のニヒリズム、ユーモラスな加東大介が好みだ。農村の自衛を描いていることから、公開時は自衛隊礼讚映画といった批判の声もあがったが、無論今ではそんな無粋(ぶすい)なことを言う者はいない。(的田也寸志)

内容(「キネマ旬報社」データベースより)
黒澤映画の金字塔であり、日本映画史上空前の超大作。舞台は野武士が野盗化していた戦国時代。ある村に住む貧しい百姓たちは、侍を雇って野武士の群から村を守ることに決める。そうして集まった7人の侍と村人たちのもとに、ついに野武士が襲いかかる。

【ひと言】
恥ずかしながらこの超有名な映画を見た事がなかった。
三船敏郎の凄みを想像していたが三船敏郎のコミカルなキャラも味があり別の一面を見せてもらった。
志村喬のリーダーシップと懐の深さが最高にすばらしく映画に安心感がある。
志村喬なくては七人の侍は成立しない映画だ。

4つ星☆☆☆☆ 見る価値あり

スペースバンパイア(1985年/イギリス/アメリカ)2009年02月21日

スペースバンパイア(1985年/イギリス/アメリカ)

監督:トビー・フーバー
製作:メナハム・ゴーラン/ヨーラム・グローバス
脚本:ダン・オバノン/ドン・ジャコビー
時間:116分
原題:Lifeforce/SF/ファンタジー

【キャスト】
トム・カールセン大佐…スティーブ・レイルズバック
コリン・ケイン大佐…ピーター・ファース
女バンパイア…マチルダ・メイ

【ストーリー】
行方不明になっていた宇宙船チャーチルが、突如あらわれ地球に接近していた。すぐさま調査に赴いた捜索隊は、無残に焼けた船室のカプセル内で死んでいる全裸の美女を発見する。だがそれは、地球に回収させるように仕組まれたエイリアンの罠だった!

【内容】
1986年、ハレー彗星の調査団を乗せた宇宙船は謎の宇宙船と遭遇し、船内で人間の女性のようなエイリアンの遺体が入ったカプセルを見つけるが、そのまま消息を絶ってしまう。調査団の宇宙船は捜索隊に発見されると共に、カプセルは地球の研究施設へ。だがカプセルの中の遺体はたちまちバンパイアとなって甦り、人間たちから次々と精気を吸い取る。さらに精気を吸い取られた人々もたちまちバンパイアと化し、混乱は広がっていき……。

【ひと言】
23年前の映画だからコンピュータなどのハード面では時代を感じるが、
映画の内容においてはかなり面白い。
女バンパイアの魅力もこの映画のみどころだ。

4つ星☆☆☆☆ 見る価値あり

88(エイティーエイト)ミニッツ(2007年/アメリカ)2009年02月22日

88(エイティーエイト)ミニッツ(2007年/アメリカ)

監督:ジョン・アヴネット
時間:107分

【キャスト】
アル・パチーノ、
アリシア・ウィット、
リリー・ソビエスキー、
ウィリアム・フォーサイス、
デボラ=カーラ・アンガー

解説: 猟奇的なシリアルキラーの死刑執行当日、同様の手口の殺人事件発生から予想だにしない展開へとなだれ込むクライム・サスペンス。事件と深い係わりを持ち、真相を明かそうとするFBI異常犯罪分析医を、名優アル・パチーノが熱演。リーリー・ソビエスキー、エイミー・ブレネマンなど、美人女優が脇を固める。監督は『北京のふたり』のジョン・アヴネット。二転、三転の後に迎える、緊迫感あふれるクライマックスに息をのむ。(シネマトゥデイ)

あらすじ:ある朝、FBI異常犯罪分析医で大学教授のジャック・グラムの元に、猟奇殺人事件が発生したと連絡が入った。その手口は9年前にジャックが分析を担当し刑務所へと送った、フォースターのものと告示している。しかも被害者は自分の教え子デイルだった。ジャックは秘書のシェリーにデイルの過去24時間の行動を洗うように命じる。その時、彼の携帯に謎の電話がかかってきた。通話相手は言う。「お前の命はあと88分だ」と……。


【ひと言】
予備知識がなくこの作品を見たので非常に疲れてしまった。
二点三点とするストーリーと登場人物に、誰が善で誰が悪かが全くわからない始末。最後にやっと落ち着き納得する。
登場人物の確認と内容の再確認のため続けて2回見てしまった。

4つ星☆☆☆☆ 見る価値あり