007 ゴールデンアイ(1995年英・米)2008年04月20日

007 ゴールデンアイ(1995年英・米)

監督 マーティン・キャンベル
製作総指揮 トム・ペブスナー
主題歌:ティナ・ターナー

【キャスト】
ジェームズ・ボンド:ピアース・ブロスナン
ナターリア・シミョノヴァ:イザベラ・スコルプコ
ゼニア・ガラゼブナ・オナトップ:ファムケ・ヤンセン
アレック・トレヴェルヤン:ショーン・ビーン
ジャック・ウェイド:ジョー・ドン・ベイカー
ヴァレンティン・ズコフスキー:ロビー・コルトレーン
ボリス・グリシェンコ:アラン・カミング
アルカディー・グリゴリビッチ・ウルモフ:ゴットフリード・ジョン
M:ジュディ・デンチ
Q:デスモンド・リュウェリン

【内容】
007シリーズ第17弾。
ピアース・ブロスナンが5代目ボンドとして華麗に登場!

ロシアのオウルモフ将軍がロシアン・マフィアの美女ゼニアと組んで、「ゴールデンアイ」と呼ばれる電磁波攻撃用の衛星システムを入手した。そしてロンドンが標的に。ボンドがロシアへと飛び立つ。
歴代ボンド役者の中で、もっともセクシーでスマートと評判を取った、ピアース・ブロズナンの第1作。プエルトリコ、スイス、サンクト・ペテルブルグ、モナコ、リヴィエラと、世界を半周するようなエキゾチックな地域が舞台となる。ボンドを助けるヒロインにイザベル・スコルプコ、そして妖艶な悪女にファムケ・ヤンセンと、新たなボンド・ガールたちも快調だ。そしてお約束の、目を見張るカーチェイス、断崖絶壁から飛び下りるバイクと見せ場が満載。中でも度肝を抜くのは、ボンドが戦車を奪いレンガの壁をぶち破るアクションだ。(アルジオン北村)

【ひと言】
ジェームズ・ボンド役のピアース・ブロスナン があまりにスマートでかっこ良過ぎ。もう少し悪があるほうが良いかと思う。
内容はてんこ盛りでかなり面白い。
ナターリア役のイザベラ・スコルプコはとても魅力的だ。
又13年前には最新コンピュータがいかにも時代の経過を感じさせて面白い。

4つ星☆☆☆☆ 見る価値あり

不都合な真実(2006年 アメリカ)2008年04月27日

不都合な真実(2006年 アメリカ)
An Inconvenient Truth

監督 デイビス・グッゲンハイム
製作総指揮
ジェフ・スコル
デイビス・グッゲンハイム

出演者 アル・ゴア

【内容】
二酸化炭素などの温室効果ガスが増えることで地球の気温が上がる「地球温暖化現象」。これにより海水面の上昇や異常気象、巨大ハリケーンの発生、生態系の変化といった事態が引き起こされている。このままいけば、植物や動物、そして人類は危機的な状況に陥ってしまうだろう。こうした地球温暖化問題に心痛めた元米副大統領のアル・ゴアは、環境問題に関するスライドを世界中で開催。人々の意識改革に乗り出していく。

5つ星☆☆☆☆☆ 見る価値あり・人にもお勧め

『女王陛下の007』1969年イギリス2008年04月27日

『女王陛下の007』1969年イギリス

監督:ピーター・ハント
音楽:ジョン・バリー
主題歌:ルイ・アームストロング

【キャスト】
ジェームズ・ボンド:ジョージ・レーゼンビー
トレーシー(テレサ)・ディ・ヴィンセンゾ:ダイアナ・リグ
プロフェルド:テリー・サバラス
M:バーナード・リー
Q:デスモンド・リュウェリン
マネーペニー:ロイス・マクスウェル
ドラコ:ガブリエル・フェルゼッティ
ブント:イルゼ・ステパット

【内容】
ジョージ・レイゼンビーが二代目007として1回だけ主役を務めた、シリーズ第6作。前作のラストで爆破直前に姿を消したスペクターの首領プロフェルド(テリー・サバラス)がスイス・アルプス山中に潜伏していることを知ったジェームズ・ボンド(ジョージ・レイゼンビー)はスイスに向かう。
次第に秘密兵器過剰の荒唐無稽アクションになりがちだった本シリーズだが、ここでスパイ映画の原点に戻し、シンプルでダイナミックなアクション中心の作品を目指している。スキーにボブスレーなどウィンター・スポーツ好きにはたまらない見事なアクションの冴え。また今回はボンドがヒロイン、テレサ(ダイアナ・リグ)と真剣に恋愛し結婚するなどの要素もあり、ルイ・アームストロングのムーディな主題歌も絶品。監督はシリーズのアクション監督を務めてきたピーター・ハント。主役の魅力は薄いが完成度は非常に高い作品。(的田也寸志)

3つ星☆☆☆ 自分で楽しむには良いかも