続・少林寺三十六房(1980年・中国=香港)2008年12月20日

続・少林寺三十六房(1980年・中国=香港)

監督:ラウ・カーリョン
上映時間:99分

【キャスト】
リュー・チャーフィー,
ワン・ランウェイ,
チャン・ズーチャ

【内容】
前作 『少林寺三十六房』の大ヒットにより、再び同じスタッフ、主演キャストで製作された続編。本作は少林寺再建をテーマにしたもので、ストーリー的には1作目とは別内容のものになっているが、三十六房での修行シーンを前作以上に見せ、縄や竹を駆使したアクション・シークエンスも前作を超えた迫力である。

悪徳染物工場の雇い主の暴力と搾取に悩む職人たちを助けるはめになったものの、こてんぱんにやられた自称・托鉢僧の周仁傑(リュー・チャーフィー)。強くなりたい一心で少林寺にもぐりこむが、すんなり修行を受けられるわけもなく、竹棚作りを命じられるうちに独自の拳法を編み出していく―。
続編の宿命として(?)三十六房での修行シーンがさらに奇抜な方向にエスカレート。前作ではストイックだった主人公もコミカルなキャラクターに変身!香港の街の工事中のビルでよくみかける竹でできた建築用足場が重要な大道具として登場するあたりに、大監督ラウ・カーリョンの斬新さが際立つ。女性クンフー・スターのベティ・ワイ(現クララ・ワイ)も工場で働く娘役で出演。(望月美寿)

【ひと言】
前作 『少林寺三十六房』の続編かと思っていたら、一転してコメディ感覚の映画になっていたのは驚きだ。
でも面白い。

4つ星☆☆☆☆ 見る価値あり

新・少林寺三十六房 (1985年・香港)2008年12月21日

新・少林寺三十六房 (1985年・香港)

監督:ラウ・カーリョン
上映時間:90分

【キャスト】
ラウ・カーリョン,
リュー・チャーフィー,
シャオ・ホウ

【内容】
L・チャーフィ扮する青年が、武術の総本山・少林寺で厳しい修行を積む様子を鮮烈に描き、一躍、クンフー映画における少林寺ブームを巻き起こした「少林寺三十六房」シリーズ。本作の彼もお馴染みの当たり役、サンダ和尚に扮するものの、今回はかつての彼自身を彷彿とさせる、武術の腕は立つが思慮分別に欠ける青年主人公を慈悲深く見守る師匠の役で登場。そんな彼に代わって主役をつとめるのは「マッドクンフー猿拳」のH・ホウ。

幼少の頃から武術を学んで育った漢民族の青年サイヨ。ある日彼は、広東会館で清朝の武官たちを相手にひと悶着起こし、彼の身柄を渡さなければ会館を閉鎖すると迫られた家族は、案じた末、サイヨを少林寺に入門させることを決意する。けれども、すでに武術の素養が十分身についているサイヨは、適当に稽古をさぼり、ひそかに寺を抜け出して憂さ晴らしに励むが、そんな彼の無分別のせいで清朝の総督につけこまれるハメとなり…。

【ひと言】
この映画の冒頭シーンには唖然とさせられた。
あとで意味が理解できたが不思議な感覚である。
シャオ・ホウ(サイヨ)の存在は非常に面白い。

4つ星☆☆☆☆ 見る価値あり

バイオハザードIII (2007年・アメリカ)2008年12月24日

バイオハザードIII (2007年・アメリカ)

監督:ラッセル・マルケイ
製作:ポール・W・S・アンダーソン
製作総指揮:マーティン・モスコウィック
上映時間:94分

【キャスト】
アリス・アバーナシー・ミラ・ジョヴォヴィッチ
カルロス・オリヴェイラ・オデッド・フェール
サミュエル・アイザックス博士・イアン・グレン
クレア・レッドフィールド・アリ・ラーター

【登場モンスター】
アンデッド(ゾンビ)
アンデッド(ゾンビ犬)
クロウ(T-ウイルスに二次感染したカラス)
スーパー・アンデッド(アンデッドの強化計画の産物)
タイラント(スーパー・アンデッドに噛まれたアイザックス博士)

解説: 同名ゲームを原案に女優のミラ・ジョヴォヴィッチが主演する人気サバイバル・アクションのシリーズ第3弾。ウィルスによる未知の人災が進み、荒れ果てた砂漠のラスベガスに舞台を移した本作では、アンブレラ社の陰謀に勇敢に立ち向かう女戦士アリスの過酷な運命が描かれる。今回はゲーム版の主要キャラクター、クレア・レッドフォードと宿敵タイラントが登場。シリーズ最大のスケールで放たれる驚がくのラストバトルから目が離せない。(シネマトゥデイ)

あらすじ: 前作の惨劇から8年。感染は全世界へ広がり地上が砂漠と化す中、ラクーンシティの生存者たちは、アラスカを目指してネバダ州の砂漠を横断していた。そこですべての元凶であるアンブレラ社の巨大な陰謀を阻止するため闘い続けるアリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は、離ればなれになっていたカルロス(オデッド・フェール)と生存者一団に遭遇する。(シネマトゥデイ)

【ひと言】
前作の最後にアリスの死体が折り重なっているシーンがあり、消化不良であったが、その謎が明らかにされる。
私はゲームは全く知らないので映画として素直に楽しめる。

4つ星☆☆☆☆ 見る価値あり